真田秀吉旧蔵資料の公開について 土木図書館では,土木学会第21代会長,真田秀吉本人が保有していた延べ189項目を数える資料を,去る平成15年,古書店を経由して一括購入しました.その多くは,大正から戦前の河川開発に係わる資料で,特に利根川と木曽三川に関係する資料は各々37項目,14項目あります. 真田秀吉は,明治31年に東大土木工学科を卒業後,内務省に入省し,大阪土木出張所長や東京土木出張所長を歴任して昭和9年に退官するまで,新淀川の建設や利根川第3期改修工事など,明治末期から昭和初期に国内諸河川の改修計画の策定や改修事業に係わっていますから,資料には,大野川河水統制事業に関する許可申請書など,これまで公表されることも無かった貴重な資料が数多く含まれています. 真田秀吉旧蔵資料の点数は膨大で,なかには「青焼きの図面類」や手書き資料などが有りますので,土木図書館では現在,土木図書館委員会のなかで個々の資料の保管仕様や公開手法などを検討しています.したがいまして,会員各位への資料公開は,資料整理が完了したものから順次,行っていくことにしました. 今回は,真田秀吉旧蔵資料のなかから絵葉書,そして旧蔵資料ファイルを公開いたします.(平成18年3月). |
主要な著書・論文を紹介しています。 (著書の一部と論文の全文PDFを併載) (『追悼号』旧交会から引用 pdf 12KB) 御覧頂けます。(pdf 29KB) * 1.絵葉書 2.写真 を 御覧頂けます。 |