第33回土木計画学研究発表会・講演集 |
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論文について |
論文タイトル アジアの主要空港におけるトランジット旅客の流動特性に関する分析 |
論文概要 アジアにおける国際航空市場は近年、各国における大規模空港整備やローコストキャリアの参入、航空会社間の提携強化にともなう航空ネットワークの再構築などにより大きく変化している。 さらにIATAやICAOの予測によれば、アジアにおける航空需要の伸びは世界で最も高く、これらの地域では航空会社間のみならず空港間の競争がより激しくなるものと考えられる。 こうした中、各空港における旅客の将来需要を予測するために、成田や関空といった国内の主要空港だけでなく、仁川、バンコク、クアラルンプールといった近隣アジアにおける主要空港において、OD(発着地)や利用航空会社、航空経路などの旅客の旅行情報に関するデータ収集が行われてきたところである。 本研究では、これらの調査データをもとに、アジアの主要空港におけるトランジット旅客特性及び流動状況を把握するとともに、空港間の特性の違いを明らかにする。 |