第33回土木計画学研究発表会・講演集

(この内容は発表申込み時のものです)

発表者 坂内良明(東京大学大学院)

論文について

論文タイトル ラブホテル街形成に関する歴史的研究

論文概要 　「ラブホテル」は、家庭外の性空間として現代社会に必要不可欠な存在でありながら、都市計画においては顧みられることが少なかった。また、「ラブホテル」の集積である「ラブホテル街」は、わが国特異の都市空間でありながら、その生成と発展のメカニズムは実証的に検証されてこなかった。 　以上に鑑み、「ラブホテル街」の歴史的形成過程をたどりながら、これまでは専ら建築意匠や規制条例の分野からのみ光が当てられていた「ラブホテル」について、その「集積」＝「ラブホテル街」形成の要因を明らかにすることが、本論の目的となる。