| 第31回土木計画学研究発表会・講演集 |
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論文について
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| 論文タイトル 社会的相互作用存在下での公的コーディネーション（仮題） |
| 論文概要 本研究では，個人の意思決定が，私的動機のみならず，集団への同調傾向や社会規範，慣習等の社会的要因（社会的相互作用）から強い影響を受けている場合に，公的セクターがどのような介入を行えばより望ましい社会状態が実現し得るのかについて，数理モデルを用いた考察を行う．具体的には，まず，各個人が固定された互いに排反な準拠集団に所属するという設定のもと，正の社会的相互作用（同調圧力）からの影響を考慮して，個人の離散選択行動を定式化する．次に，(1)特定準拠集団の特定個人への政策介入の影響；(2)特定準拠集団への政策介入の影響；(3)政策介入に伴って生じる準拠集団間相互作用の影響；等といった，政策介入のタイプ別・政策介入の強度別に見たコーディネーション成立の可能性について，ミクロ行動計量分析の視点から考察を行う． |