第31回土木計画学研究発表会・講演集
(この内容は発表申込み時のものです)
発表者 田名部淳((株)都市交通計画研究所)
連名者 丹下真啓((社)システム科学研究所)・羽藤英二 (愛媛大学工学部)・北村隆一(京都大学大学院工学研究科)
論文について
論文タイトル
プローブ研究の諸課題−歴史的経緯と方向性について
論文概要
人や自動車を対象としたプローブ調査は,数々のフィジビリティ研究を経て,調査手法・解析手法ともに実務への適用ステージに達しつつある.しかしながら,実務レベルのプローブ調査を実施するにあたっては,これまでのフィジビリティ研究で得られた種々のノウハウでは対処しきれない諸課題も明らかになってきた.本研究は,これまでに実施されたプローブ調査・研究の成果を概観するとともに,プローブデータを今後の交通施策評価・交通計画でより有効に活用していくために必要となる研究・技術開発の方向性について考察するものである.