第31回土木計画学研究発表会・講演集
(この内容は発表申込み時のものです)
発表者 内田敬(大阪市立大学)
連名者 辻智香(大阪市立大学)
論文について
論文タイトル
歩行者流動ベクトル場の諸状態量と街路空間主観評価の関連分析(仮題)
論文概要
歩道空間の質的サービス水準評価のひとつとして、「にぎわい」「ごみごみ」感などの主観的評価に着目する。研究内容の第一は、それら主観的評価と街路条件の関係を明らかにするために、規定要因のひとつと想定できる歩行者流動状況を定量的に表現することである。歩行者流動を個々の歩行者からなる流動ベクトル場として捉えて、流れの諸量を算出し、定量的な影響要因とする。研究内容の2つめは、主観的評価と定量化された流動ベクトル場諸量の関連性の分析である。社会実験時に観測された流動状況(ビデオ画像)と主観評価データを用いて、多変量解析により、関連性を明らかにする。