企画概要
京都議定書の発効に伴って、開発途上国への技術協力によって付属書I国が温室効果ガスの追加的な排出枠を獲得できるクリーン開発メカニズム(CDM)の実施に関心が集まっており、特に運輸分野における適用に期待が寄せられている。これを受けて国土交通省では、運輸分野のCDMの実施可能性について、一昨年よりタイをモデルケースとして、排出係数などの整備、事業を進める上での制度的な問題などに関して検討を進めてきた。本セッションでは、昨年のスペシャルセッションでの報告に引き続き、運輸分野おけるCDM事業実施に向けての考え方、課題を討議するとともに、バイオディーゼル根燃料を使った具体的な事業案、ボゴタで提案されたトランスミレニオなどのPDDの問題点、他国における動向なども紹介し、今後の方法性について討議を行なう予定である。
発表予定者
日本大学理工学部社会交通工学科 福田敦
国土交通省総合政策局 山下幸男
(財)海外運輸協力協会 舛巴亮
(財)日本気象協会 白川泰樹
アルメック 小池 勇
(その他は、検討中)
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