第31回土木計画学研究発表会・講演集
(この内容は発表申込み時のものです)
オーガナイザー 福田敦(佐賀大)
企画について
SSセッション名
タイの運輸分野におけるCDM事業実施の可能性に関する検討

企画概要
京都議定書の発効に伴って、開発途上国への技術協力によって付属書I国が温室効果ガスの追加的な排出枠を獲得できるクリーン開発メカニズム(CDM)の実施に関心が集まっており、特に運輸分野における適用に期待が寄せられている。これを受けて国土交通省では、運輸分野のCDMの実施可能性について、一昨年よりタイをモデルケースとして、排出係数などの整備、事業を進める上での制度的な問題などに関して検討を進めてきた。本セッションでは、昨年のスペシャルセッションでの報告に引き続き、運輸分野おけるCDM事業実施に向けての考え方、課題を討議するとともに、バイオディーゼル根燃料を使った具体的な事業案、ボゴタで提案されたトランスミレニオなどのPDDの問題点、他国における動向なども紹介し、今後の方法性について討議を行なう予定である。
発表予定者
日本大学理工学部社会交通工学科 福田敦 
国土交通省総合政策局 山下幸男
(財)海外運輸協力協会 舛巴亮
(財)日本気象協会 白川泰樹
アルメック 小池 勇
(その他は、検討中)