第29回土木計画学研究発表会・講演集 |
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論文について
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論文タイトル 選択肢集合を考慮した歩行者経路選択行動分析 |
論文概要 密集市街地での歩行者の経路選択行動を対象として、その規定要因を実行動データに基づいて分析する。本研究の特徴は以下のとおり: (1)経路選択肢集合を明示的に規定するために、実行動調査において「代替経路」を調査するとともに、選択肢として考慮するか否かを「選別行動」としてモデル化する。 (2)街路灯や街路樹の有無など、経路の質的サービス水準を説明変数候補として含む。このことにより経路長・時間などの量的変数の効果を明確にする。 (3)街路網形状の違いが経路選択行動に及ぼす影響を見るために、格子状街路地区と非定型街路地区を対象とし、比較する。 |