掲載雑誌(和):日本地震工学シンポジウム論文集
Vol:10-3巻
年: 1998年
頁: 3329-3334頁
著者(和): 林 秀侃,松井 繁之,板田 英一,岩藤 正彦,黒川 健次
タイトル(和): スパイラル帯鉄筋工法によるRC橋脚の耐震補強
抄録(和): コンクリート橋脚の柱の帯鉄筋はフックあるいはフレアー溶接で取り付けられるが、現行の道路橋示方書で、従前に比べ大幅に増すよう改訂されたこともあり、施工が非常に困難である。そこで、建築分野でよく用いられているスパイラル筋に着目し、まず、著者らのー部が開発したスパイラル筋巻き付け装置を用い、その施工性を実橋脚の耐震補強工事において従来工法と比較することにより確認した。また、比較的大型の曲げ破壊型の円柱試験体を用いて正負交番載荷試験を行い、スパイラル筋を使用した円柱がフック付き帯鉄筋を取り付けた円柱と同等以上の耐震性能を有していることを確認した。本論文では、スパイラル筋巻き付け装置とその施工概要ならびに載荷試験結果を報告するものである。
キーワード(和): -
掲載雑誌(英): THE EARTHQUAKE ENGINEERING SYMPOSIUM PROCEEDINGS
著者(英): Hidenao HAYASHl,Shigeyuki MATSUI,Eiichi SAKATA,Masahiko IWAFUJI,Kenji KUROKAWA
タイトル(英): SEISMIC RETROFIT OF REINFORCED CONCRETE COLUMN USIUG SPIRAL TIE BARS
抄録(英): Spiral tie bars were applied to a seismic retrofit work of existing concrete piers using a proposed winding apparatus, which made a big progress in arrangement of reinforcements compared to an execution by welding some divided ones. A concrete column with spiral hoops was also verified its seismic ability by conducting static reversal loading test. This paper describes these above facts.
キーワード(英): -
記事区分: -
区分: 委員会論文集