掲載雑誌（和）：	日本地震工学シンポジウム論文集
Vol：	10-3巻
年：	1998年
頁：	3193-3198頁
著者（和）：	野田　茂，中井　達也，鈴木　行人
タイトル（和）：	新聞およびテレビから見たライフライン機能障害
抄録（和）：	阪神・淡路大震災は戦後最大の災害となり甚大な被害をもたらした。社会基盤施設であるライフラインは寸断し、多くの人々が被害を受け、大規模な機能障害が発生した。その被害の影響は多方面に波及し、震災直後からライフラインに対する市民の関心は高かった。そこで本研究では、これらの被害や復旧状況などの情報を毎日詳しく伝えた報道機関に着目し、テレビ放送と新聞記事を基にして時々刻々と変化するライフラインの被害・復旧状況を調べ、ライフライン機能が相互にどのように影響を及ぼしたのかを、相互連関図などを描くことにより種々の角度から分析した。その結果、テレビと新聞の報道内容の違い、ライフラインの相互依存性、被害拡大の原因や復旧作業の遅延原因などが明らかになった。
キーワード（和）：	-
掲載雑誌（英）：	THE EARTHQUAKE ENGINEERING SYMPOSIUM PROCEEDINGS
著者（英）：	Shigeru NODA,Tatsuya NAKAI,Yukito SUZUKI
タイトル（英）：	LIFELINE DISRUPTION PROPAGATION OBTAINED THROUGH INFORMATION ANALYSIS OF NEWSPAPER AND TELEVISION
抄録（英）：	The Hanshin-Awaji Great Disaster is the maximum disaster in postwar Japan. Many people suffered serious damage from cutting off lifeline, namely, city gas, water supply, electric power systems, etc. The news media gave the information on damage and restoration. In this study, lifeline interactions and delay of restoration work reported by TV and newspaper were examined. We analyzed in many ways how lifeline affected mutually by drawing the structure of lifeline interaction. The difference between TV and newspaper, chain reaction of lifeline damage propagation, and causes of expanding damage and recovery interruption were found.
キーワード（英）：	-
記事区分：	-
区分：	委員会論文集