掲載雑誌(和):日本地震工学シンポジウム論文集
Vol:10-3巻
年: 1998年
頁: 3061-3066頁
著者(和): 三上 卓,平尾 潔,笹田 修司,沢田 勉,成行 義文
タイトル(和): レベル2地震動に対する設計震度スペクトルに関する一研究
抄録(和): 兵庫県南部地震による甚大な被害を経験して,我国の耐震設計法も震度法から地震時保有耐力法に大きく変わろうとしている。平成8年12月に改訂された道路橋示方書■■では,タイプI地震動とタイプII地震動が規定され,等価水平震度を用いた地震時保有水平耐力法が採用された。本研究では,道路橋示方書のレベル2地震動に対する動的解析用の加速度応答スペクトルを目標とした模擬地震動を作成し,構造物の終局限界状態に対応する Park ら■■の損傷指標 D の所定値 Dr を満たす構造物の所要降伏強度比を算定し,この所要降伏強度比をもとに所要降伏震度と低減係数および修正等価水平震度を求め,道路橋示方書におけるエネルギー一定則に基づく低減係数と等価水平震度との比較を試みた。
キーワード(和): -
掲載雑誌(英): THE EARTHQUAKE ENGINEERING SYMPOSIUM PROCEEDINGS
著者(英): Taku MIKAMI,Kiyoshi HIRAO,Shuuji SASADA,Tsutomu SAWADA,Yoshifumi NARIYUKI
タイトル(英): A STUDY ON DESIGN SPECTRA OF SEISMIC INTENSITY FOR LEVEL 2 EARTHQUAKES
抄録(英): Japanese specification code of road bridges was partly revised in 1996, in which ultimate lateral strength method was used with equivalent seismic intensity. The objective of this study is to calculate the required yield seismic intensity, the reduction coefficient and the modified equivalent seismic intensity for level 2 earthquakes, and to compare those with the ones used in the specification code.
キーワード(英): -
記事区分: -
区分: 委員会論文集