掲載雑誌（和）：	日本地震工学シンポジウム論文集
Vol：	10-2巻
年：	1998年
頁：	1849-1854頁
著者（和）：	孫　利民，伊藤　政人，田坂　幹雄，後藤　洋三
タイトル（和）：	質点系モデルを用いた被災橋脚の非線形地震応答解析
抄録（和）：	本研究は1995年兵庫県南部地震により被災した橋脚について質点系モデル(修正Penzien型モデル)を用いて，地盤〜構造体の相互作用を考慮した非線形地震応答解析を行ったものである。本論文では(1)修正Penzien型モデルを用いる場合の解析プロセスを示した。(2)周辺地盤集約質量、地盤バネ値は周辺地盤を橋脚フーチングと同面積の土柱とし，地盤バネ値を等価線形化法により計算した収束値からMindlin解で設定した。(3)2つの被災橋脚の非線形地震応答解析結果より，橋脚の被災メカニズムを定性的に説明し，杭のひび割れは主に地盤の変形によるものであることを示した。(4)支承破壊により橋脚被災度が軽減されることを明らかにした。(5)解析事例を通じて，用いた解析手法の適用性を示した。
キーワード（和）：	-
掲載雑誌（英）：	THE EARTHQUAKE ENGINEERING SYMPOSIUM PROCEEDINGS
著者（英）：	Lumin SUN,Masato ITO,Mikio TASAKA,Yozo GOTO
タイトル（英）：	SEISMIC ANALYSIS ON BRIDGE PIER-PILE-SOIL BY USING LUMPED MASS MODEL
抄録（英）：	2 bridges damaged during Kobe earthquake in 1995 are investigated by using lumped mass model (Modified Penzien-type model). The method can deal with nonlinearilities of structure and soil, with considering the dynamic interaction of the entire structural system, including the piles and the free field. The paper presents the determination method for the lumped mass of soil around the piles, and for the stiffness of interaction springs between the free field and the soil around pile, when using Modified Penzien-type model. The nonlinear analysis results qualitatively predict the damage of bridge systems well.
キーワード（英）：	-
記事区分：	-
区分：	委員会論文集