掲載雑誌(和):日本地震工学シンポジウム論文集
Vol:10-2巻
年: 1998年
頁: 1343-1348頁
著者(和): 安田 進,小林 利雄,福島 康弘
タイトル(和): まさ土の液状化特性に与える飽和度と粒度の影響
抄録(和): 神戸市のポートアイランドから凍結サンプリングにより採取したまさ土の飽和度を測ったところ、100%になっていなかった。これは、ここの埋立地は山から削ったまさ土で埋立てられ、また、埋立てられてからの年月が浅い場合、地盤が地下水位以下であっても完全に飽和されていない場合もあると考えられた。そこで、不撹乱試料および人工的に詰めた試料について、試料が飽和している場合と、不飽和の場合での液状化強度の違いを求めた。その結果、飽和させた試料に比べて不飽和の試料の液状化強度比が全体的に大きくなった。ー方、凍結試料を調査したところ、埋立層内でも礫や砂が互層になっていることが見られた。そこで、互層状になった地盤の液状化特性を調べるために、人工的に分級させて作製した供試体に対して液状化特性を調べた。その結果、液状化強度に与える互層の影響は少ないと考えられた。
キーワード(和): -
掲載雑誌(英): THE EARTHQUAKE ENGINEERING SYMPOSIUM PROCEEDINGS
著者(英): Susumu YASUDA,Toshio KOBAYASHI,Yasuhiro FUKUSHIMA
タイトル(英): EFFECT OF SATURATION AND GRAIN SIZE ON THE LIQUEFACTION STRENGTH OF MASA
抄録(英): Undrained cyclic triaxail tests were carried out to demonstrate the difference of undrained cyclic shear strength between saturated and partial saturated samples. Tests results showed undrained cyclic shear strength increased with the decrease of saturation ratio. Undrained cyclic triaxail tests were also carried out for the special prepared sample which were sorted into three grain sizes. Test results showed that undrained cyclic shear strength for three samples were almost same though the grain sizes are quite different.
キーワード(英): -
記事区分: -
区分: 委員会論文集