掲載雑誌（和）：	日本地震工学シンポジウム論文集
Vol：	10-1巻
年：	1998年
頁：	953-958頁
著者（和）：	川上　英二，茂木　秀則，佐藤　誠一
タイトル（和）：	周波数領域での重み付き相乗平均を用いた地震波の内挿方法
抄録（和）：	著者らは、トンネルや長大橋などの地中または長大構造物の設計に際して、地盤の相対変位を考慮した設計が必要であり、合理的な時空間関数で表された入力波形を利用する必要があると考えている。そして、数箇所での観測波形と想定したクロススペクトルから、観測地点以外での波形を合理的に推定する確率的な方法を幾つか提案してきた。本研究では、クロススペクトルなどを想定する確率論的な方法ではなく、線上または面上の数箇所での観測波形を単に内挿する方法を示した。本方法は、観測波形の周波数領域での複素振幅の重み付き相乗平均を用いる方法である。そして、地震波の周波数領域の複素振幅を動径と位相に分離して考えると、動径に関しては重み付き相乗平均を求め、また、位相に関しては重み付き相加平均を求める方法に相当する。最後に、正弦波、矩形波、実際の地震波のデータに本方法を適用し、妥当な内挿波形が得られることを示した。
キーワード（和）：	-
掲載雑誌（英）：	THE EARTHQUAKE ENGINEERING SYMPOSIUM PROCEEDINGS
著者（英）：	Hideji KAWAKAMI,Hidenori MOGI,Seiichi SATO
タイトル（英）：	INTERPOLATION OF SEISMIC WAVES USING WEIGHTED HARMONIC MEAN IN FREQUENCY DOMAIN
抄録（英）：	Records of strong motion are often used as the ground motion inputs in earthquake response analysis and in the design of structures. The design of underground structures, however, requires more than just the time history at any particular point on the earth's surface. It also requires the space-time variation of the ground motion. We have therefore developed a method for generating a space-time variation that includes a strong ground motion recorded at an observation point. This method interpolates seismic waves using weighted harmonic mean in the frequency domain. Here we presented a case study using motion recorded during the 1995 Hyogo-ken-nanbu earthquake.
キーワード（英）：	-
記事区分：	-
区分：	委員会論文集