土木学会編,大正12年関東大地震震害調査報告書(第1〜3巻),土木学会発行
B5,計783p,1926,1927(大正15,昭和2)年,他・付図写真
関東大地震が土木界にとっても歴史的大事件であることはいうまでもない。土木学会では直ちに広井勇を委員長として1924(大正13)年1月震害調査会を組織し,土木工事に及ぼした災害を正確に記録し,これを後世に伝える目的で調査し編集したものである。3巻より成り,第1部 河川,灌漑,砂防,運河,港湾(安芸杏一主査),第2部 橋梁及建物(物部長穂主査),第3部 上水道,下水道及瓦斯工事(杉浦宗三郎主査),第4部 鉄道及軌道(那波光雄主査),第5部 電気関係土木工事(森忠蔵主査),第6部 道路(牧彦七主査)。
(『土木工学大系第1巻 土木工学概説』高橋裕,酒匂敏次,椎貝博美共著 彰国社刊 1982年から引用)