掲載雑誌(和): 土木計画学シンポジウム Vol: 26巻 年: 1992年 頁: 67-70頁 著者(和): 伊藤 隆夫 タイトル(和): 港湾・海岸施設のリスク・マネイジメント 抄録(和):
最近十年ほどの港湾・海岸施設計画の動きを振り返り、その中から、リスク・マネイジメントの視点から、港湾施設については耐震性強化岸壁、海岸施設については面的な海岸防護方式について述べる。 耐震性強化岸壁の整備とは、大規模な地震が発生した直後における避難者及び緊急物資の海上輸送を確保するとともに、被災した港湾施設が復旧するまでの間、最小限の港湾機能を確保するため、耐震性を強化した岸壁を整備するものである。 面的な海岸防護方式とは、護岸、人工海浜、離岸堤などの海岸保全施設を面的な広がりをもって適切に配置し、それらの複合機能より海岸背後地域の人命・財産を高潮、浸食などの災害からより粘り強く防護するとともに、海とのふれあいの増強、良好な海岸空間の創造を図る方式である。 キーワード(和): - 掲載雑誌(英): - 著者(英): Takao ITO タイトル(英): Risk Management on Port and Coastal Facilities 抄録(英):
- キーワード(英): - 記事区分 - 区分    委員会論文集