掲載雑誌（和）： 土木学会年次学術講演会講演概要集第1部 Vol： 47巻 年： 1992年 頁： 1512-1513頁 著者（和）： 小川　雄二郎，長能　正武，石橋　畝 タイトル（和）： 平成4年2月2日の地震における集合住宅の住民の対応 抄録（和）：
平成4年2月2日に発生した地震は東京で震度Vと発表された｡分譲マンションの住民への被害と対応に関するアンケート調査の結果から､被害程度から見た震度は震度IVが相当であることが分かった｡しかし1/3の人々は「これは大きな地震が来た」と感じており､体感的には大きな地震であった｡地震時の住民の対応を見ると､年齢の高い人ほど安全確認や避難準備に適切な行動をとっている｡この地震のような被害の小さな地震ではテレビ・ラジオなどからの情報に対する要求度合いが非常に高くなっている｡地震の後は住民の防災意識が高くなり､何らかの防災対策を行うことを決心した人が多い｡この時期は防災啓蒙や防災教育を行うのに効果的な時期であり､公共機関はこの時期を逃さずに積極的な活動を行う必要がある｡ キーワード（和）： 分譲集合住宅，震度，避難準備，防災意識，アンケート調査 掲載雑誌（英）： PROCEEDINGS OF ANNUAL CONFERENCE OF THE JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS 著者（英）： Ogawa Yujiro,Naganoh Masatake,Ishibashi Unebi タイトル（英）： RESPONSE OF CONDOMINIUM RESIDENTS ON FEB.2.1992 EARTHQUAKE IN TOKYO 抄録（英）：
Response of condominium residents on Feb.2.1992 earthquake in Tokyo was obtained through questionaire.JMC intensity of this earthquake is 5 by JMC,but intensity is assumed as 4 from result of damanes of condominiums.Older persons took much suitable response in evacuation preparedness or safety check actions than younger persons.Needs for Informations form TV or Radio is quite high.Intersts or consiousness for earthquake increased after earthquake.This period should be recogniazed as important period to make progress earthquake preparedness and education. キーワード（英）： Condominium,Intensity,Evacuation Preparedness,Questionaire 記事区分： - 区分 　　　委員会論文集