掲載雑誌(和): 土木学会年次学術講演会講演概要集第1部 Vol: 49巻 年: 1994年 頁: 1444-1445頁 著者(和): 大町 達夫,本多 基之,翠川 三郎 タイトル(和): 鐘楼の移動より推定される1909年姉川地震の地震動強さ 抄録(和):
震源域での地震動強さを推定することは地震工学上たいへん重要であるが、現在までに震源域で得られた強震記録は数少ない。1909年姉川地震では震源近傍で鐘楼が1mも跳躍したことが数例報告されている。本研究はその鐘楼の移動距離をもとに模型実験を行い、この地震の震源近傍での地震動強さを推定したものである。実験では1/15スケールの模型が、3Hz・620galの正弦波で6cm跳躍した。この模型と同様のメカニズムで鐘楼が跳躍したと返定し、実物の固有周期と入力を合わせたときの鐘楼の応答を計算すると、鐘楼が1m跳躍するためには最大加速度1000gal、最大速度100cm程度の地震動が必要となる。 キーワード(和): 鐘楼,姉川地震,1メートル,跳躍 掲載雑誌(英): PROCEEDINGS OF ANNUAL CONFERENCE OF THE JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS 著者(英): Ohmati Tatsuo,Honda Motoyuki,Midorikawa Saburou タイトル(英): THE STRONG GROUND MOTION OF THE 1909 ANEGAWA EARTHQUAKE ESTIMATED FROM MOVEMENT OF THE BELFRY. 抄録(英):
- キーワード(英): belfry,Anegawa Earthquake,one meter,Jump 記事区分 - 区分    委員会論文集