掲載雑誌(和): 土木学会年次学術講演会講演概要集第1部 Vol: 49巻 年: 1994年 頁: 892-893頁 著者(和): 中山 学,佐藤 忠信,高田 至郎 タイトル(和): 地盤急変部におけるトンネルの地震時挙動把握のための検討 抄録(和):
成層地盤内にトンネルが傾斜して築造された場合を設定し,入力地震波のみかけの速度を450m/secとした場合と鉛直に上昇する入力地震波の場合を想定して両者の応答特性を比較することにより,両者の差異について検討を加え,さらに現行の耐震設計指針による試算結果との比較を踏え,今後の課題点を抽出した.その結果,現行設計法における基盤入力値がFEM解析における基盤水平震度の約3.5倍となっているため,設計としては安全側に断面算定されているとの知見を得た.はた,地盤の剛性変化区間では,発生するひずみを把握するために地震観測データの蓄積および地震発生時の被害の実例を踏まえた検討が必要であると思われる. キーワード(和): 応答解析,剛性変化点 掲載雑誌(英): PROCEEDINGS OF ANNUAL CONFERENCE OF THE JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS 著者(英): Nakayama Manabu,Sato Tadanobu,Takada Shiro タイトル(英): STUDY OF UNDERGROUND STRUCTURES LAID THROUGH DIFFERENT GROUND RIGIDITY DURING EARTHQUAKE 抄録(英):
This paper describes the results of response analysis on the underground structures laid through different ground rigidity on earthquake comparing with two earthquake specifications.We obtained that the effect of ground rigidity for the results of analysis would be reduced toward the depth and that the inclination of tunnel should be considered in case of the investigation. キーワード(英): response analysis,different ground rigidity 記事区分 - 区分    委員会論文集