掲載雑誌（和）： 土木学会年次学術講演会講演概要集第1部 Vol： 48巻 年： 1993年 頁： 674-675頁 著者（和）： 孫　利民，後藤　洋三 タイトル（和）： バリアブルダンパーによる道路橋制振へのファジィ制御理論の応用 抄録（和）：
本研究では､ファジィ制御理論を用いたバリアブルダンパーによる道路橋の振動制御について理論解析を行い､その適用性および制振効果を検討した｡理論解析の結果によると､バリアプルダンパーを用いて長周期の橋の振動を制御する場合､バリアプルダンパーの減衰定数の変動によって､ダンパーの減衰力がある設定したレベル以上にならないと同時に､ダンパーの減衰性能を十分発揮した制振効果が得られる｡また､水平地震力のかなりの部分がダンパーによって負担され､橋脚のせん断力とモーメントも軽減できる｡ファジィ制御理論を用いた場合､制御規則が単純､明快であり､適当な制御ルールの作成によって､期待する制御効果がほぼ容易に達成可能である｡さらに､複雑な構造解析モデルは不要のため､制御の計算が簡単で､実用性がかなり高いと言える｡ キーワード（和）： 振動制御，バリアプルダンパー，ファジィ制御，道路橋，長周期，地震入力 掲載雑誌（英）： PROCEEDINGS OF ANNUAL CONFERENCE OF THE JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS 著者（英）： Sun Limin,Goto Yozo タイトル（英）： FUZZY CONTROL OF BRIDGE VIBRATION WITH VARIABLE DAMPER 抄録（英）：
The paper investigated the vibration control of a bridge under earthquake by using a vaiable damper and the fuzzy control theory.The control rules were determined to vary the damping of the damper so that the damping was kept to be a certain high level if the damper force was not larger than a given level.The analytical simulations showed that the supression of the bridge vibration was sufficient using the variable damper controlloed by the fuzzy theory. キーワード（英）： Vibralion Control,Variable Damper,Fuzzy Control,Bridge,Long Natural Period,Earthquake 記事区分： - 区分 　　　委員会論文集