掲載雑誌（和）： 土木学会年次学術講演会講演概要集第1部 Vol： 48巻 年： 1993年 頁： 422-423頁 著者（和）： 佐山　順二，小長井　一男 タイトル（和）： 地中線立坑構造物地震時挙動の時刻歴応答解析 抄録（和）：
地下空間の高度利用により地中送電用洞道は大深度化し,併設される立坑も地下40〜50mと深くなる傾向にある.この様な大深度構造物の地震時挙動を容易に把握することは重要な課題である.野上,小長井はきわめて簡単なモデルで坑頭加振を受ける杭基礎の時刻歴応答を得ることに成功している.地中線立坑は中空であり比較的たわみやすい構造のためこの手法を地中線立坑に適用した.東京都足立区の立坑にて得られた地震観測記録を用いて計算と観測値とを比較した結果,両者は良い一致をみた.しかしながら,立坑変位は地盤変位にほぼ追随しておりこのような場合地盤変位応答を正確に予測することが解析上重要であることが示された. キーワード（和）： 動的相互作用，地震応答，立坑 掲載雑誌（英）： PROCEEDINGS OF ANNUAL CONFERENCE OF THE JAPAN SOCIETY OF CIVIL ENGINEERS 著者（英）： Sayama Junji,Konagai Kazuo タイトル（英）： TIME DOMAIN FLEXURAL RESPONSE OF VERTICAL SHAFT FOR ELECTRIC POWER CABLE DURING EARTHQUAKES. 抄録（英）：
Adopting a Winkler assumption,a simple mechanical soil model was developed by Konagai and Nogami.This method was applied to analysis of seismic response of vertical shaft for electric power cables.Good agreements between numerical simulation and observed behavior verified the simple and efficient procedure and it was also confirmed that the motion of soil was closely followed by the motion of this rather flexible shaft. キーワード（英）： Soil-Structure Interaction,Earthquake Response,Embedded Vertical Shaft 記事区分： - 区分 　　　委員会論文集